【海釣り】初心者でも失敗しない釣り竿の選び方

Uncategorized

海釣り初心者に向けて、釣り竿の選び方を紹介します。海釣りを始めたいけれど「どの釣り竿を買えばいいかわからない…」という人は多いはず。

海釣りでは、釣り方や釣り場に応じて適した竿があります。選び方を間違えると扱いづらく、せっかくの釣りが楽しめなくなることも。

本記事では、海釣りの基本的な知識や釣り竿選びのポイントを丁寧に解説するので、これから海釣りデビューする人は、チェックしてみましょう。

この記事を書いた人
F!ND編集部_コウイカ
現役マリーナスタッフであり、10年以上のマリーナ勤務歴がある。自身も釣りやが好きで、最近はジギングやエギングにハマっている。

▼船釣りのマナー・注意点はこちら

海釣りで使う釣り竿の基本を知ろう

男性が海へ釣り竿を垂らしている画像

海用の釣り竿は長さや硬さ、構造によって使い心地が変わります。知識のないまま釣り竿を買いに行き、「とりあえず、釣りができればどんな釣り竿でもいいや。」となれば、すぐに後悔することになりかねません。

そこで、ここではまず釣り竿のバーツの役割や釣り竿の種類について解説をします。これまでにほとんど釣りをしたことがない人は、しっかりとチェックしてくださいね。

釣り竿の各パーツと役割

釣り竿は、先端の「ティップ」、胴部分の「ブランクス」、糸を通す「ガイド」、手元の「グリップ」といった部位で構成されています。ティップは魚の反応を感知する重要な役割を担い、ブランクスは竿のしなりや強度を決める中心部分です。

ガイドはラインの摩擦を抑え、スムーズな操作を支えます。グリップは持ちやすさと安定性を左右する場所です。それぞれの機能を理解することで、扱いやすい竿を選びやすくなります。

【海釣り用】釣り竿の種類

海釣り用の釣り竿には、色々な種類があります。

  • ウキ釣り竿
  • 投げ釣り竿
  • ルアーロッド
  • 船竿 など

ウキ釣り竿は堤防での小魚狙いに適し、扱いやすさが魅力です。

投げ釣り竿は砂浜から遠投してキスやカレイを狙う釣りに向いています。ルアーロッドは軽くて感度が高く、アジや青物などを幅広く狙える一本です。

船竿は短くパワーがあり、深場や大物に対応できます。

F!ND編集部  コウイカ
F!ND編集部  コウイカ

目的に合わせて、釣り竿の種類を選ぶことが大切です。

「ショア」と「オフショア」の違いは?

釣りをしていると「ショア」と「オフショア」という言葉を耳にすると思います。

簡単に言うと、陸から釣ることが「ショア」船で沖に出て釣ることが「オフショア」です。

ショアとオフショアでは、選ぶ釣り竿が変わります。ここでは、それぞれの特徴と選ぶ釣り竿の違いを説明するので、見比べてみましょう。

ショアとは?

ショアとは、陸から釣りを行うスタイルのことです。堤防、漁港、磯、砂浜など、身近な場所で気軽に釣りを楽しめることが魅力といえます。船を用意したり遊漁船を予約したりする必要がないため、初心者にとっては始めやすいスタイルでしょう。

ショアは、サビキ釣りやウキ釣り、ちょい投げ、ルアー釣りなど、釣り方の選択肢が豊富です。

FIND編集部  コウイカ
FIND編集部  コウイカ

特にサビキ釣りは、初心者はもちろん、小学生くらいの子どもでも簡単に楽しめます。

釣り竿は2.7〜3.6メートル程度の長さで、柔らかめから中くらいの硬さのものを選ぶと、さまざまな場所での釣りに使用が可能です。

まずは近場の防波堤や港などでショアに挑戦し、釣りに慣れていくとよいでしょう。

オフショアとは?

オフショアとは、船に乗って沖で釣るスタイルです。水深が深く、潮の流れが速い場所で釣りをするシーンもあるため、パワーと耐久性を備えた竿が必要になります。

釣り竿は1.5〜2.4メートル程の長さが主流で、短くて強いことが特徴です。オフショアは、テンヤ、タイラバ、ジギングなど、魚種に応じて釣り方を選択する楽しさがあります。

ショアに比べて、多くの魚が釣れたり大物が釣れたりしやすい一方で、船の手配が必要であるため、チャレンジできる環境が限られてしまうことがデメリットです。

初心者が押さえておきたい釣り竿選びのポイント

初めての釣り竿選びの場合、種類がたくさんある中から最適なものを選ぶことは、簡単ではありません。まず釣り竿選びでは、釣る場所や狙う魚に合わせて長さや硬さを決めます。

釣り竿選びに迷わないために、これから紹介するポイントを参考にしましょう。

釣りたい場所によって長さを決める

釣り竿の長さは、釣り場や狙う距離で選ぶことが大切です。防波堤や漁港では2.7〜3.6メートルくらいの長さが扱いやすく、足場が安定しているため初心者でもスムーズに遠投できます。

広い場所から沖へ仕掛けを飛ばす砂浜での遠投釣りは、3.6〜4.5メートルくらいの長さが一般的です。一方、船釣りは限られたスペースで釣りをするため、1.5〜2.4メートルほどの短い竿が主流といえます。

まずはどんな場所でどんなスタイルの釣りをしたいかを想定して、無理なく扱える長さの釣り竿を選んでみましょう。

釣り方や狙う魚によって硬さを決める

釣り竿の硬さは、釣りたい魚や釣り方に大きく関係します。アジや小サバなど小型の魚を狙う場合は、柔らかめの竿が向いており、アタリ(魚が食いついた感覚)が出やすく、魚をばらしにくい利点があります。

シーバスや青物など中型から大型の魚を狙う場合は、釣り上げるための耐久性やパワーがある釣り竿でなければ、かなりキツいです。そのため、中型から大型の魚を狙いたいのであれば、中硬調〜硬めの釣り竿を選びましょう。

硬さ表示はML(ミディアムライト)やM(ミディアム)などで示されています。

FIND編集部  コウイカ
FIND編集部  コウイカ

初心者はML〜Mを基準にすると汎用性が高く、幅広い釣りに対応可能です。

使用シーンを意識して硬さを選択しましょう。

釣り竿の硬さ一覧表

表記読み方特徴初心者おすすめ度
UL
ウルトラ
ライト
とても柔らかく、感度が高い。軽量ルアーや小物向き。★★★★☆
Lライト柔らかめで操作しやすい。アタリが分かりやすく小魚向き。★★★★★
MLミディアム
ライト
汎用性が高く、軽め〜中型魚まで幅広く対応。★★★★★
Mミディアムバランス型。ある程度パワーがあり、中型魚向き。★★★★☆
MHミディアム
ヘビー
強度重視。大物や重めの仕掛けに適する。★★★☆☆
Hヘビー硬くてパワー重視。大型魚・強引な釣りに使用。★★☆☆☆
XHエクストラヘビー非常に硬く、重量級ジグや大型青物に対応。★☆☆☆☆

素材ごとの違いを理解しておく

釣り竿の素材は主にカーボングラスファイバーの2種類です。カーボン製は軽量で感度が高く、操作性に優れているため、初心者でも扱いやすい特徴があります。

グラスファイバー製は折れにくく、粘りがあるため、強引なやり取りにも対応できる反面、やや重いため疲れやすい点があります。

近年はハイブリッド構造の竿も多く、両方の特性をバランスよく取り入れた設計が増えています。まずは扱いやすさを重視し、軽くて感度の良いモデルを検討してみましょう。

素材別の主な特徴一覧

カーボンファイバーグラスファイバー
構造炭素繊維を樹脂で固めた複合素材(軽量で高強度)ガラス繊維を樹脂で固めた複合材(カーボンより重め)
見た目黒くマットな質感。細身でシャープな印象。竿にツヤがあり、やや太め・しなやかに曲がる
メリット軽い・感度が高い・張りがある・キャスト精度が高い折れにくい・粘りがある・衝撃に強い
デメリット折れやすい(特に先端部)・衝撃に弱い重い・感度が低め・風の影響を受けやすい
向いている釣りルアー釣り・シーバス・アジング・エギングなど操作重視の釣りサビキ釣り・船釣り・大物とのやり取り
不向きな釣り船釣り・サビキなど、しなりを重視する釣り軽量ルアー・繊細な操作が必要な釣り

ハイブリッド構造ロッドの呼び名(一般名称)

呼び方意味・特徴
コンポジットロッド(Composite Rod)一番汎用的な呼び方。カーボン+グラスを混合した複合素材。軽さと強度を両立。
カーボングラスコンポジットカーボンをメインにグラスを部分的に配合した設計。感度と粘りのバランス型。
ハイブリッドブランク(Hybrid Blank)竿の部位ごとに素材を変えた構造(例:穂先がグラス、胴がカーボンなど)。感度と柔軟性を両立。
コンポジットブランクス「ブランク(竿の芯材)」部分が複合素材でできているという意味。メーカーがよく使う表現。

【釣りスタイル別】おすすめの釣り竿

釣りたい魚や楽しみ方によって、最適な釣り竿は変わります。防波堤、砂浜、ルアー、船釣りの代表的なスタイルで使用するおすすめの釣り竿の特徴を解説するので、自分が試したいスタイルをチェックしてみましょう。

防波堤・堤防釣り(ショア)

防波堤や漁港は、海釣りを始めるうえで最も身近な釣り場です。足場が安定しているため、他の釣り場に比べると危険が少なく、初心者でも安心して釣りが楽しめます。

釣り竿は2.7〜3.6メートル程度で、柔らかめ〜中くらいの硬さのものが扱いやすいです。アジやイワシ、サバなどの小型魚を狙うサビキ釣りやウキ釣り、ちょい投げなど、多彩な釣り方に対応できます。

砂浜(ショア)

砂浜はキスやカレイなどが狙える釣り場です。波と風の影響を受けやすく、遠投が必要になる場面が多いことが特徴といえます。

使用する釣り竿は、しなやかさと反発力のバランスが良い、3.6〜4.5メートルの投げ竿がおすすめです。長い釣り竿は、飛距離を伸ばせますが、取り回しが難しくなります。

F!ND編集部  コウイカ
F!ND編集部  コウイカ

うまく扱えるか心配な人は、最初は短めの釣り竿(3.6メートルくらい)を選ぶと良いでしょう。

ルアー釣り(ショア/オフショア)

魚の形をしたルアーを操作して魚を誘うルアー釣りは、ショアとオフショアの両方で楽しまれているスタイルです。特にショアでは、アジング、メバリング、シーバス、ライトショアジギングなど、狙える魚の幅が広いことが魅力といえます。

釣り竿は、2.4〜2.7メートル程度のML〜Mクラスが万能で、軽くて感度の良いモデルが扱いやすいです。船からのルアー釣りは約1.8メートル前後の短い竿が中心で、ジギングやタイラバなどが楽しめます。

船釣り(オフショア)

船釣りは、大物とのやり取りや魚種の豊富さが魅力の釣り方です。ポイントまで船で移動するため、釣れる確率が高く、初心者でも満足度の高い釣りが期待できます。

釣り竿は1.5〜2.4メートルほどの長さが主流で、オフショアのシーンで多く使われます。短めの竿は波の上下でも安定しやすく、魚の引きをダイレクトに受け止められることが特徴です。

また、狙う魚によって竿のパワーを選ぶことが大切で、アジやタイなど中型魚ならML〜Mクラス、青物やタチウオなど大物狙いならMH〜Hクラスを選ぶと良いでしょう。

F!ND編集部  コウイカ
F!ND編集部  コウイカ

さらに強度と粘りを兼ね備えたカーボンやコンポジット素材のモデルを選べば、ファイト時にも折れにくく、初心者でも安心して大物と渡り合えます。

ライトゲーム用の釣り竿もおすすめ

また、ライトゲーム用の釣り竿もおすすめです。ライトゲームとは、アジ・メバル・カサゴ・チヌ・小型のシーバスなどを狙う釣りのことです。

長さは約1.8〜2.4メートルが標準で、堤防・漁港・ボート釣りなど、幅広いシーンで使えます。主にML(ミディアムライト)クラス以下が多く、軽量ルアーやジグヘッド、ワームとの相性が抜群。

感度が高いカーボン素材のモデルを選べば、繊細なアタリも明確に伝わります。一本でさまざまな魚を釣りたい人にとっては、最も汎用性の高いタイプといえるでしょう。

【海釣り用】初心者におすすめの釣り竿3選

釣り竿選びで失敗したくないのであれば、メジャーなメーカーの釣り竿を選ぶことをおすすめします。

ここでは、釣り具の代表的なメーカーである、ダイヤ・シマノ・メジャークラフトの釣り竿を紹介します。初心者でも扱いやすく人気のあるモデルを紹介するので、購入の参考にしてください。

ダイワ「リバティクラブ シーバス 96M」

ダイワの「リバティクラブ シーバス 96M」は、海のルアーゲームに幅広く対応できる汎用ロッド。9.6フィート(約2.9メートル)という長さは飛距離と操作性のバランスが良く、堤防や河口、砂浜でも使いやすい仕様です。

ミディアムパワー(硬さでMの表記)のため、アジやメバルなどの小型の魚からシーバス、ライトショアジギングまで対応しやすいことが特徴といえます。

しなやかさと強さを両立していて、キャスト時(投げた時)の振り抜けの良さも魅力です。一本の釣り竿で幅広く楽しみたい人や、これから本格的にルアー釣りを始めたい人におすすめのモデルです。

シマノ「ルアーマチック S90ML」

シマノの「ルアーマチック S90ML」は、軽量で扱いやすく、初めてのルアーロッドとして選ばれることが多いモデル。9フィート(約2.74メートル)という長さは堤防や河口での釣りに最適で、アジやメバルの小型魚からシーバスまで対応可能です。

しなやかなさがありアタリを捉えやすく、魚の引きもしっかり楽しめます。キャスト性能と操作性のバランスに優れ、ルアーアクションのコントロールもしやすいです。

幅広い釣り方を試したい初心者にぴったりの一本といえます。

シマノ(SHIMANO) スピニングロッド 23 ルアーマチック ソルト S90ML (ソルトルアー推奨モデル) シーバス タチウオ ヒ 送料無料

メジャークラフト「ファーストキャスト FCS-S762UL」

メジャークラフト「ファーストキャスト FCS-S762UL」は、アジやメバルなどのライトゲームに最適な超入門ロッドです。全長約2.29メートルと取り回しが良く、軽量ルアーやジグヘッドを繊細に操作できます。

UL(ウルトラライト)設計のため、小さなアタリも明確に伝わる高感度仕様です。防波堤や港内、ボートからの釣りにも対応しています。初心者でも扱いやすい釣り竿です。

価格も手頃で、初めてのライトゲームロッドとして長く使える、コストパフォーマンスに優れた1本といえます。

▼釣り具をオンラインショップで買いたい人はこちらもチェックしてください

”初心者がやりがち” 釣り竿選びの失敗例

購入前に失敗例を知っておくと釣り竿選びにかなり役立ちます。ここでは、初心者がやりがちな失敗例をいくつか紹介するので、同じ失敗を避けられるようにチェックしてみましょう。

釣り竿が長すぎて扱いにくい

遠くへ投げたいという理由で、必要以上に長い竿を選ぶ初心者は多いです。しかし、長すぎる竿は投げることが難しく、風の影響も受けやすくなります。

特に狭い釣り場では扱いづらく、他の釣り人に迷惑をかけてしまうことも。まずは無理なく振れる長さの釣り竿を選ぶことが大切です。

扱いやすい長さの釣り竿で基本を身につけたうえで、必要に応じて長い釣り竿にステップアップする流れが理想といえます。

硬さが合わず魚を逃す

硬い釣り竿を選べば強くて安心と考えがちですが、釣る魚によっては逆効果です。硬い釣り竿の場合は、柔らかい釣り竿に比べてアタリがわかりづらいため、釣りに慣れていない初心者が扱うと、食い込みが悪くなり、魚をバラしてしまうことがあります。

逆に柔らかすぎる竿では、大きな魚の引きにパワー負けして対応できずに、バラしてしまうリスクがあります。

F!ND編集部  コウイカ
F!ND編集部  コウイカ

まずは適度な柔軟性のあるML〜Mクラスを選択して、さまざまな釣りを試してみると良いでしょう。

釣り竿の硬さは釣りの成果に直結するため、慎重に選ぶことが大切です。

リールとのバランスを無視する

竿とリールの重さや大きさが合っていないと、リールが巻きづらかったり、重すぎてすぐに疲れてしまったりします。たとえば、軽い釣り竿に重たいリールを付けると先端が下がり、キャスト(投げる)がしづらいです。

釣り竿とリールを同じタイミングで買うのであれば、セットで売っているものを選ぶと失敗せずに済みます。釣り竿とリールの相性を意識して、無理のない組み合わせで揃えることが大切です。

まずは「どこで釣るか」を決めてから海用の釣り竿を選ぼう

釣り竿選びで最も大切なのは、釣り場や狙う魚を明確にすることです。堤防、砂浜、船など、釣り場によって最適な釣り竿が異なります。

まずは自宅から行きやすい場所や挑戦したい釣り方を決めて、扱いやすい長さと硬さを基準に釣り竿を選ぶと良いでしょう。無理なく扱える釣り竿で経験を重ねることで、楽しさと上達を実感できます。

自分に合った釣り竿をえらんで、ショアやオフショアなど釣りの世界をどんどん広げていきましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました