女性一人で設営できるテント5選!動画つきで初心者も簡単

キャンプ

この記事では、女性が一人で設営できるテントを紹介します。「キャンプに挑戦したいけど、テントの設営がむずかしそうで不安…」そんな女性におすすめなのが、一人でも簡単に立てられるテントです。

初心者向けに、設営しやすいテントの条件やメリット・デメリット、実際の設営ステップや防犯対策まで解説します。ソロキャンプに興味がある人は、この記事をぜひ参考にしてください。

  1. 女性一人でも設営できるテントの条件
    1. 設営方法が簡単なもの
    2. できるだけ軽いもの
    3. ちょうど良いサイズ感のもの
    4. 耐久性や防水性がしっかりしているもの
  2. ワンタッチ/ポップアップ式テントのメリット・デメリット
  3. 【動画あり】女性におすすめのテント5選!口コミも紹介
    1. ツーリングドーム ST| Coleman(コールマン)
      1. 設営方法
      2. 口コミ
    2. ツーリングドーム|PYKES PEAK(パイクスピーク)
      1. 設営方法
      2. 口コミ
    3. ヘキサイーズ1|Snow Peak(スノーピーク)
      1. 口コミ
    4. ロティピー1 TC|BUNDOK(バンドック)
      1. 口コミ
    5. Tepee ナバホ300|LOGOS(ロゴス)
      1. 設営方法
      2. 口コミ
  4. 女性一人でのテント設営を簡単にするコツ
    1. テントを広げる前に地ならしをする
    2. ワンタッチタイプは中心の骨組みを押し上げる
    3. ペグ打ちをしっかりする
    4. 撤収のときは、骨組みをたたむ順番に気をつける
  5. スムーズにテントを設営するための準備
    1. 事前に家で一度組み立ててみる
    2. YouTubeで組み立て動画を見て参考にする
    3. 説明書を忘れずに持っていく
  6. 快適&安全に使うためのポイント
    1. 強風に耐えられるようにする
    2. トイレから遠すぎない場所にテントを設営する
    3. 防犯対策をしっかりする
      1. 防犯対策①:明るい場所を選ぶ 
      2. 防犯対策②:テントに簡易ロックをする
      3. 防犯対策③:防犯アラームなどを用意する
  7. 女性一人でも簡単に設営できるテントを選ぼう

女性一人でも設営できるテントの条件

女性が一人で安心して使えるテントにはいくつかの条件があります。

ここでは以下の4つを基準に解説します。

  • 設営の簡単さ
  • 重量の軽さ
  • ちょうど良いサイズ感
  • 耐久性・防水性の高さ

設営方法が簡単なもの

初心者の女性におすすめなのは、「ワンタッチ式」「ポップアップ式」のテントです。

骨組みがあらかじめ組まれているため、袋から出して広げるだけで形が完成します。

ワンタッチ式傘のようにフレームが一体化しており、広げてロックをするだけで設営ができる。
ポップアップ式袋から出すとバネの力でフレームが自動的に開き、数秒で形ができあがる。

従来のポールを組み立てるドーム型よりも、圧倒的に短時間で設営できるのが魅力です。特にソロキャンプでは力仕事を手伝ってくれる人がいないため、「持ち上げて押すだけ」、「広げて固定するだけ」といったシンプルな工程のテントが便利。

初心者の人ほど「設営が簡単なものを選ぶこと」が、ソロキャンプ成功の近道といえます。

できるだけ軽いもの

テントはキャンプ道具の中でもサイズが大きく、持ち運びに負担がかかるギアです。女性が一人で運ぶことを考えると、重量は10kg以下が目安といえます。

特に徒歩や公共交通機関を使う場合は、5〜7kg程度が理想的です。軽量テントはバックパックやキャリーバッグに入れて移動できるので、扱いやすさが大きく向上します。

ただし軽さばかりを重視すると耐久性や広さが犠牲になりがちなので、軽さと強度のバランスを意識して選ぶことが大切です。

ちょうど良いサイズ感のもの

テントは大きければ快適ですが、その分設営や撤収が大変になります。女性一人なら、1〜2人用サイズが現実的。

ソロキャンプなら「2人用」表記を選ぶと、荷物を置いても余裕があり快適です。逆に「3人以上用」を選ぶと、重量やポールの長さが増して一人で扱うことが難しくなります。

コンパクトでありながら、テントの中で荷物を整理できるスペースがあるかもチェックすると安心。サイズ感は寝るだけでなく、荷物や快適性も考慮することがコツです。

耐久性や防水性がしっかりしているもの

テントは自然の中で使うため、雨や風に耐えられる性能も重要です。特に初心者キャンパーは、急な雨や風への対応が遅れがちなので、耐水圧1,500mm以上の防水性能と、しっかりしたフレームを持つモデルを選ぶと良いでしょう。

軽量モデルでも、ポリエステル素材やアルミポールを採用していれば頑丈です。

強風時に安定する「ペグ」「ガイロープ」が付属しているかもチェックしておきましょう。

ペグテントを地面に固定するための杭のこと。金属やプラスチックで作られており、ハンマーで打ち込んでテントを固定する。
ガイロープテントの外側から地面へ斜めに張るロープのこと。

ペグと組み合わせて固定することで、テント全体の安定感を高め、特に強風時に倒壊を防いでくれる。

設営が簡単であっても、耐久性がなければ急な天候の変化に対応できないので、軽さと強さの両立を重視して、テント選びを行いましょう。

ワンタッチ/ポップアップ式テントのメリット・デメリット

前述の通り、女性が一人で設営するなら「ワンタッチ式」や「ポップアップ式」がおすすめです。ただし、メリットばかりではありません。メリットとデメリットの両方を理解して選ぶことが大切です。

メリット

  • 初心者でもかんたんに扱えて、設営が数分で完了する
  • 力を使わずに広げるだけで形が完成するため、女性一人でもラクに設営できる
  • 短時間で雨風をしのげる状態を作れるので、急な天候の変化にも対応できる

デメリット

  • 強風に弱いモデルも多く、ペグやロープで補強が必要
  • 大きくて収納時にかさばるので、車移動でないと持ち運びが大変
  • 長期間の使用では耐久性が劣る。本格的にキャンプを楽しむ場合には物足りなくなることも。

      【動画あり】女性におすすめのテント5選!口コミも紹介

      ここからは、実際に女性が使いやすいと評判のテントを紹介します。口コミもあわせて参考にして、自分に合ったテントを見つけてみましょう。

      ツーリングドーム ST| Coleman(コールマン)

      コールマンの定番ソロ〜デュオ向けテント。コンパクトに収納でき、バイクや自転車でのキャンプツーリングに最適です。

      前室付きで、靴や荷物を雨から守れるのが大きなメリット。耐水圧も約1,500mmと十分で、急な雨でも安心です。

      設営はポールをスリーブに通すだけで簡単。風通しを考慮したベンチレーション(※テント内の空気を循環させるために設けられた通気口)も搭載しており、蒸し暑い季節でも快適に過ごせます。初めてのソロキャンプにおすすめのモデルです。

      設営方法

      ツーリングドーム STは、テントの外側に“スリーブ”と呼ばれる筒状の通し口があり、そこにポールを差し込んで曲げるだけでフレームが立ち上がります。

      複雑なフックやジョイントを覚える必要がなく、説明書を見ながらでも一人でスムーズに設営可能です。ポールをクロスさせる構造のため自立性が高く、地面が硬くてペグが打ちにくい場所でも形を保てます。

      口コミ

      広さも充分で組み立ても収納も簡単に出来ました。

      ソロキャンプなら広さも十分で快適!雨が降っても漏れないから安心。

      出典元:楽天Amazon

      ツーリングドーム|PYKES PEAK(パイクスピーク)

      ソロキャンプ初心者にも人気のリーズナブルなワンタッチテント。折りたたみ傘を広げるイメージでフレームを広げて固定するだけで設営できるため、女性一人でも短時間で設置が可能です。

      耐水圧が3,000mmと非常に高く、強い雨にも対応できます。メッシュ窓やベンチレーションがあり、夏場の通気性も確保されている点が魅力。収納サイズはコンパクトで持ち運びも楽々。

      軽量ながらも十分な広さを確保しており、寝袋や荷物を置いても窮屈になりません。コストパフォーマンスに優れたソロキャンプ用テントです。

      設営方法

      口コミ

      色味が可愛くてサイズがちょうどいい

      初心者でも迷うことなく簡単に組み立てられる

      出典元:楽天

      ヘキサイーズ1|Snow Peak(スノーピーク)

      スノーピークが展開するソロキャンプ向けの人気モデル。

      タープ(※日差しや雨風を防ぐ布状の屋根)がテントと一体型になった独特なデザインで、開放感と快適性を両立しています。

      テントとシェルターを組み合わせたような構造で、前室は広くリビングスペースとしても活用可能。雨の日でもタープ下で調理やくつろぎができるのが魅力です。

      基本は「ポールを立ててタープを張り、その下にテントを配置する」というシンプルな手順です。最初はポールとロープの張り方に少しコツが必要ですが、慣れると15分程度で設営できます。

      その上、軽量かつ収納もコンパクト。耐久性・耐候性も高く、長く使える信頼の品質。ソロキャンプを本格的に楽しみたい方におすすめです。

      口コミ

      生地がしっかりしているので、長く使える

      風通しが良く、夏でも涼しい

      出典元:Amazon

      ロティピー1 TC|BUNDOK(バンドック)

      ソロキャンパーから高い人気があるワンポールテントです。

      設営方法は、ポールを中心に立てるだけと非常にシンプル。初めての方でも短時間で設営できます。

      フライ(テント本体の上にかぶせる外側のカバー)には、通気性・保温性に優れた「TC素材※」を採用。※ポリエステルとコットンの混紡生地

      夏は蒸れにくく涼しく、冬は結露しにくく暖かさを保ち、オールシーズン快適に使用可能です。

      荷物を置いても就寝スペースはしっかり確保できます。ソロキャンプやツーリングにもおすすめです。

      口コミ

      ワンポールの中でも、設営がしやすいテント

      初めての設営でも、10分程度で完成した

      出典元:

      Tepee ナバホ300|LOGOS(ロゴス)

      ロゴスの定番ワンポールテント「Tepee」シリーズに、ネイティブアメリカン風のデザインを施した「ナバホ柄」モデル。

      三角形のシルエットがおしゃれで、キャンプサイトでも映える存在感があります。設営は中央にポールを立てるだけで簡単。

      大人2〜3人が寝られる広さがあり、ソロでゆったり使うのも快適です。耐水圧は1,600mmで、一般的な雨なら十分対応可能。通気性の良いベンチレーション付きで夏場も安心。

      機能性とデザイン性を両立した、ファミリーや女子キャンプにも人気のモデルです。

      設営方法

      口コミ

      テントの真ん中あたりが高くて着替えが楽

      ナバホ柄がオシャレ

      出典元:Amazon

      女性一人でのテント設営を簡単にするコツ

      テントをスムーズに設営するためには、いくつかのコツを押さえておくことが大切です。以下の内容を参考にして、ソロキャンプをより良いものにしましょう。

      テントを広げる前に地ならしをする

      テントを設営する前に、地面の小石や枝を取り除いて平らにします。これを怠ると寝心地が悪くなるだけでなく、テントの底面が破れたり穴が空いたりする原因になります。

      特に女性の場合、寝具やマットが薄めだと快適性に直結するので注意が必要。地ならしをしてからテントの床部分を保護するために地面に敷くグランドシートを使うと、さらに湿気や冷気対策にもなります。

      少しの手間で快適度が大きく変わるため、設営前の準備として必ず行いましょう。

      ワンタッチタイプは中心の骨組みを押し上げる

      ワンタッチテントは、傘のように中心を押し上げるとフレームが広がり、瞬時に形が完成します。ここで力任せに持ち上げるのではなく、体重をかけてゆっくり押し上げるのがコツです。

      女性一人でも無理なく作業ができ、数分で自立したテントが完成します。広げた後は必ず四隅をペグで固定して、風で飛ばされないようにしましょう。

      ペグ打ちをしっかりする

      テント設営でもっとも大事なのはペグ打ちです。

      特に女性一人の場合、風にあおられてテントが倒れると立て直しが大変なので、最初に風上のコーナーを固定してから順番にペグを打つと安定します。

      ハンマーを使うときは、腕の力だけではなく体重を利用して打ち込むとスムーズです。ハンマーを持った手を肩の高さまで上げ、腕の力に頼るのではなく、体を前に少し倒すようにして振り下ろすと、自然に体重がハンマーに伝わり、少ない力でもしっかり打ち込めます。

      特に女性の場合はリズムよく「トントン」と打つことを意識すると、力任せに叩かなくてもペグが安定します。硬い地面では無理に力を入れるより、場所を少しずらして打ちやすいポイントを探すのもコツです。

      ペグは地面に対して60度ほどの角度で打ち、しっかり固定することで、強風にも安心できるテントになります。

      撤収のときは、骨組みをたたむ順番に気をつける

      撤収は骨組みを畳む順番がポイントです。無理に力で折り曲げるとフレームを傷める原因になります。

      まず、ガイロープとペグを外し、次にフライシートを外してからフレームをたたむとスムーズ。テントを収納袋に入れるときは、空気を抜きながら巻くようにたたむと、女性でも簡単に袋に収められます。

      スムーズにテントを設営するための準備

      事前に家で一度組み立ててみる

      キャンプ当日に初めて設営すると、部品の場所や組み立て方に迷って時間がかかり、余計に疲れてしまいます。自宅の庭や公園で、組み立ての流れを確認しておくと、本番での組み立てがよりスムーズに。

      特に女性一人で使う場合は「力を入れるポイント」や「ペグを打ちやすい角度」なども事前に確認できるのでおすすめです。

      YouTubeで組み立て動画を見て参考にする

      最近は各メーカーやキャンパーが設営方法をわかりやすく動画で紹介しています。実際の動作を映像で見られるので、文章だけの説明よりイメージしやすく、手順が頭に入りやすいのが魅力です。

      記事内でもメーカー公式の動画を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

      特にポールの通し方やガイロープの張り方など、初心者が戸惑いやすい部分を事前に学んでおくと、現地での不安を減らせます。

      説明書を忘れずに持っていく

      キャンプ場では「ここどうやって組み立てるんだっけ?」と迷う場面がよくあります。そんなときのために説明書は必須。最近のテントはシンプルな設計でも細かな手順があり、特に初めての設営では説明書が大きな助けになります。

      紙の説明書を無くしやすい人は、スマホで写真を撮っておくことがおすすめ。キャンプ場で荷物を広げながら確認できるので便利です。

      快適&安全に使うためのポイント

      女性一人でキャンプを楽しむには、設営や撤収だけでなく「快適性」と「安全性」を意識することが大切です。ここでは、快適かつ安全にソロキャンプを楽しむためのポイントを解説さます。

      強風に耐えられるようにする

      テントは風に弱いため、強風への備えは欠かせません。ガイロープをしっかり張り、ペグを深く打ち込むことで安定性が増します。

      特に女性一人だと、倒れたテントの立て直しが大変です。設営時にきちんと固定することが防災にも直結します。

      また、風上に車や木を配置して風よけにするなど、環境を利用する工夫も有効です。

      トイレから遠すぎない場所にテントを設営する

      快適性を考えると、テントを設営する場所選びも重要です。トイレや炊事場から遠すぎると夜間の移動が不便で不安になりがち。

      かといって近すぎると人の出入りが多く落ち着かないので、程よい距離感(2〜3分歩く程度)がおすすめです。特に女性一人の場合、安全面と利便性を両立できる場所に設営することで、安心して夜を過ごせます。

      防犯対策をしっかりする

      キャンプは自然の中で楽しむものですが、女性一人の場合は防犯対策も欠かせません。ここでは女性がソロキャンプを行う際の防犯対策を紹介します。

      防犯対策①:明るい場所を選ぶ 

      テントは人目がまったくない場所ではなく、キャンプ場内である程度明るさがある場所に設営しましょう。

      夜間でも外からの視線がある程度届く位置なら、不審者が近づきにくく安心です。女性専用サイトやファミリー層が多いエリアを選ぶのも効果的です。

      防犯対策②:テントに簡易ロックをする

      テントのファスナー部分に小型の南京錠やロックをつけておくと、防犯効果が高まります。完全に侵入を防ぐことはできませんが、ちょっとした抵抗があるだけでも狙われにくくなります。

      シンプルな対策ですが、特に夜間や外出時には役立つ工夫です。

      防犯対策③:防犯アラームなどを用意する

      近年は持ち運び可能な小型の防犯アラームやモバイルカメラも登場しています。ファスナーに防犯アラームをつけておけば、開けられた瞬間に音が鳴り威嚇できます。

      さらに、Wi-FiやSIM対応のカメラを設置しておけば、外出中でもスマホで確認可能。防犯意識を持つだけで、安心感が大きく変わります。

      女性一人でも簡単に設営できるテントを選ぼう

      女性一人でも安心して使えるテントを選ぶポイントは、設営のしやすさ・軽さ・サイズ感・耐久性の4つです。ワンタッチやポップアップ式なら、初心者でも数分で設営可能。

      さらに、強風対策や設営場所の工夫、防犯グッズの活用を組み合わせることで、快適かつ安全にキャンプを楽しめます。

      初めてのキャンプは不安もあると思いますが、正しい準備とテント選びをすれば、一人でも十分に安心してアウトドアを満喫できます。

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